土屋つかさの今か無しか

アクセスカウンタ

zoom RSS 雷ネットアクセスバトラーズ トーナメント大会参加レポート

<<   作成日時 : 2011/10/29 20:13   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 土曜日は秋葉原で開催されている「シュタインズゲート×ラジオ会館コラボレーションイベント」の一つ「雷ネットアクセスバトラーズ」トーナメント予選大会(事前予約制)に参加してきました。本日は超長文注意です。

STEINS;GATEとラジオ会館がコラボレーション!
http://steinsgate.jp/radiokaikan/

■雷ネットアクセスバトラーズとは何か?

 「雷ネットアクセスバトラーズ(以下雷ネットAB)」とは何かと言いますと、シュタゲ世界では「雷ネット翔」という作品が大人気で、その作品中で遊ばれているゲームが「雷ネットAB」なのです。更に、このゲームは単体で市販されており、多数のファンがいるという設定になっています(登場人物の中ではフェイリスがやたら強い事で知られている)。

 この雷ネットABは、MAGESの志倉千代丸社長さんらによって、(シュタゲ世界ではなく)現実でのプレイに耐えるレベルまで相当作り込まれているという話が当初から知られていて、前回のコミケでついに実物の雷ネットABが頒布されました。そして今回、ついに「現実で」トーナメントを開催するに至った訳です。

 土屋は、残念ながらこのコミケ頒布分を入手出来ず、雷ネットABの実戦経験が無いのですが、シュタゲファン&ボドゲファンとして「この拡張現実的なイベントに参加しない訳にはいかない!」と考え、今回エントリーを決めたのでした。幸い、ルールブックはネットで公開されていたので、ルールの把握とイメトレは十分に出来ました。

 さて、実戦経験無し&イメトレのみのアナログゲーマーはどこまで通用するのか? 以下当日のレポートです。

■秋葉原到着〜入場

画像


 10時半に秋葉原に到着すると、視界に飛び込んで来たのは、今回のコラボイベントの目玉でもある、ラジオ会館に突き刺さった人工衛星です(笑)。実際に見ると、想像以上に迫力がありました。通り過ぎる皆が携帯やカメラを上空に構えて人工衛星を撮影している風景が、ゲームとオーバーラップして不思議な気持ちになります。

画像
バイト戦士が侵入したのはここかな?


 ラジオ会館の下では物販の列が既に長蛇になっていました。しばらく並んでいると、トーナメント参加者のみ別の列を形成。その間にも物販列がどんどん伸びて行きます。11時に、物販列の間を抜けてトーナメント会場に到着。参加人数確認の後、スコアシート(対戦相手のマッチング用に使用します)が配布されます。

■レギュレーション設定(1)基本的なルール

 その後、ステージの前に参加者が集合し、リーダージャッジの方から、今大会でのルールの統一(≒レギュレーションの設定)が説明されました。土屋を含めて初プレイの参加者が多かったので、実物を使用して一からのルール説明になります。

 雷ネットABのルールブックは以下のサイトからダウンロード出来ます。

科学アドベンチャーポータル
http://www.kagaku-adv.com/

 ちなみに、このルールもコミケ初頒布時から大きく改訂されているようです(初出ルールを見て無いのでどの程度違うのか分かりません)。

 雷ネットのルールを簡単に説明すると、これはボードゲーマー的にはガイスターバリエーションに相当するゲームです。

ガイスター(via 高円寺0分)
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=76

 雷ネットでは、伏せて置かれた「リンク」と「ウィルス」の各4枚のカードを取り合いつつ、相手の陣地から外に逃がして行きます。敵味方どちらのカードかに関わらず、リンクを4枚揃えればその時点で勝利、その前にウィルスを4枚集めてしまうと敗北になります。

 ガイスターとの大きな違いは「リンク(ガイスターでは青のコマ)を1枚脱出させただけでは勝てない」「マップが広く、出口の構成が違う」「4つの特殊能力がある」の3点になります。こうして見ると(そして実際やってみると)、ガイスターとはプレイ感が大きく異なるのが分かります。

 コンポーネントデザインが(UIとしての性能はイマイチながら)タイルに厚みのある、お金がかかった感じになっていて、なによりシュタゲのゲームやアニメに出てくるのと全く同じデザインなので、そういう点でも没入感が高いです。

■レギュレーション設定(2)今大会でのルール統一

 ネットで配布されているルールブックには、細かい処理が記載されておらず、今回はその辺についてルールの詳細化が行われました。実際に遊ぶ際にも、これらのルールを適用する事をオススメします(ただし後述するように、ウィルスチェッカーのルールについては様々な問題をはらんでいます。個人的にはルールブックのままがよさげ)。

・ラインブーストはL字には曲がれない。
・自陣のサーバー接続マスは、ファイアーウォールを置けない事以外は通常のマスとみなす(なので、味方側のコマを配置出来る)。
・ファイアーウォールは、敵のいないマスと、サーバー接続マス以外ならどこにでも置ける(なので、味方側のコマがいるマスにも配置出来る)。
・404 not foundで交換出来るのは、マップ内のコマ同士のみ(外に出たカードはNG)
・サーバー接続マスにコマを配置したあと、もう一歩外に出て初めて脱出となる(これはルールとしては自明ですが、ルールブックからは記載が漏れている)。
・ファイアーウォールは、敵が通り抜けられないだけで、味方のコマは自由に通り抜けられる(これはルールブックには記載されているが、前日の講習会では異なるルール運用があった)。
・【ルール追加】敵陣のサーバー接続マスの直前にラインブーストをつけたコマがいる場合、このコマは(サーバー接続マスでストップする事無く)一気に脱出出来る。ただし、サーバー接続マスに敵のコマがいる場合はそこで止まる
・【ルール変更】ウィルスチェッカーを使った場合、使われた相手が自陣営の「任意のカード」をオープンする。

 この最後のウィルスチェッカーについてのルール変更が曲者でして、参加者の中でも物議を醸していました。というのも、元のルールでは「任意のカード」ではなく「任意のウィルスカード」をオープンするという事になっており、それなりに強力な物だったのですが、新ルールだとプレイ中に使用する理由がほぼ無い能力になってしまったからです。

 とはいえ、レギュレーションは絶対なので、このルールでトーナメントは行われました。

■レギュレーション設定(3)トーナメントルール

 また、今回のトーナメントのみのルールも説明されます。

・1試合は20分。時間制限時点で勝敗が付いていない場合、以下のルールで勝敗を決する(1)リンクの取得数が多い方が勝ち。(2)同数の場合、ウィルスの取得数の少ない方が勝ち。(3)それも同数の場合、サドンデスで試合を続行し、先にリンクを取った方の勝ち。
・トーナメントは同メンバーで午前と午後の2回行い、それぞれの勝利者が明日の決勝戦に進出する。つまり、勝ち抜けるのは2名のみ。

 以上でルールの説明は全て終わり、いよいよトーナメントが始まります(ちなみに「出来れば勝敗よりも楽しむ事を優先して、長考は避けて欲しい」というアナウンスがありました)。とはいえ、書きたい事はもう書いてしまったのでここからは駆け足です(笑)。

■トーナメント第1試合

 トーナメントの参加者は(後から逆算する限り)27名でした。第1試合では(卓が無いので)A/Bグループに分かれて全13組が対戦しました(一人は不戦勝)。土屋はBグループで、まずはAグループの対戦を観戦していました。ギャラリーも多くいて、シュタゲコスをしている人も結構いました。オカリンが一番多かったですけど(笑)。

画像


 続くBグループ、土屋の初戦では雷ネット初プレイの人と当たり、ウィルス4枚を相手に取らせて勝ちました。時間が余ったので同じ人とフリープレイで一回遊びました(その時は負けました)。

■トーナメント第2試合

 第2試合は7卓でプレイ。卓についた後で、運営側でマッチングにミスがあり、しばらくその場でフリープレイをする事に。相手は結構遊び込んでいるそうで、色々定石を知っているようで、この時は負けました。

 その後、やっぱり今のペアで第2試合をする事が決まり、ゲーム開始。経験者とは戦いたく無かったなーと思いつつ、時間制限まで勝負が決まらず、リンクを3個取って相手より1個多かった土屋が勝ち抜けました。この時点で7人が残っています。

■エキシビションマッチ

 第3試合の前にイベントが挟まります。志倉千代丸社長とシュタゲで天王寺綯役を演じた山本彩乃さんによる雷ネットエキシビションマッチです。ここで「午前午後の2部制としたトーナメントは中止し、エキシビションマッチの勝者を含めた8名による準決勝戦を行い、勝者4人が明日の決勝トーナメントに進む」事にルールが改訂されました(爆)。

 雷ネットABの原案者であり、前日のエキシビションマッチでもフェイリス役の桃井はるこさんに圧勝した千代丸社長は、今回もマシンガントークによる舌戦で山本さんを圧倒し、余裕かつ一方的な試合を展開します。が、観客へのサービスをしすぎたせいか、最後の最後で山本さんが404 not foundでシャッフルしたカードを読み間違え、4枚目のウィルスを受け取って敗北してしまいました。

 ちなみに、千代丸社長が試合直後に呟いたツイートはこちら(笑)。
http://twitter.com/#!/chiyomaru5pb/status/130152565353623552

 その後、ベスト7のうち一人と山本さんがステージ上で対戦し(山本さんが敗退)、観客の一人(北海道から来たルカ子雷ネットコスの女性)と千代丸さんがゲームをしてイベントは終了しました。

 ちなみに、エキシビションマッチの最中、ウィルスチェッカーが、元のルールとも今回のトーナメントルールとも違う、「ウィルスチェッカーの使用者がカードを指定し、そのカードを裏返す」というルールで運用され、しばし問答が発生しました。また、その後の準決勝は、その千代丸ルールで進める事が告知されます(この時の千代丸社長の名言「今、世界線が変わりました」)。

■トーナメント第3試合(準決勝)

 ステージ上で戦った方は勝ち抜けと言う事で、残る6名が3卓に分かれて予選最終試合を行います。これで勝った方が明日の決勝戦へと進出出来る訳です。第3試合の相手も、後で聞いたら仲間内で相当やりこんでいるとの事。やっぱり経験者が残るのだなあ(当然か)。

 ちなみに、ここで再度「ウィルスチェッカーは、千代丸ルールではなく、当初のトーナメントルールで運用する」事が告知されます^^;。

 土屋はそれでも善戦したと思うのですが、両者3枚ウィルスを取った状態でゲームが進み、最後の最後で完全に読み間違え、相手のウィルスを取ってしまい、敗退しました……。まあ、今回が実戦初としては、頑張った方かな。でも決勝行きたかった!><

■試合終了

 会場はその後雷ネットのフリープレイ場となり、多くの人がゲームを楽しんでいました。コミケ限定頒布だった雷ネットも、近日中に一般販売(?)が開始される事がイベントで千代丸社長から告知されました。これでまたファンが増えると良いですね。

 とまあ、こんな感じでレポート終了です。お昼を食べる余裕が無かった事を除けば、大変楽しめるイベントでした。

Steins;Gate(通常版)
角川書店
2011-06-23

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Steins;Gate(通常版) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

プロフィール

奥多摩に生きるライトノベル作家兼ボードゲーマーです。
詳細は【こちら】をどうぞ。
TwitterID:@t_tutiya

プログラミング系ブログはこちら
  • 土屋つかさのテクノロジーは今か無しか
  • 雷ネットアクセスバトラーズ トーナメント大会参加レポート 土屋つかさの今か無しか/BIGLOBEウェブリブログ
    文字サイズ:       閉じる