「機動警察パトレイバー the movie」のメイキング映像の話/「人類資金」のフィクション要素

 1989年の劇場作品「機動警察パトレイバー the movie(以下P1)」は、様々な意味で記念碑的作品であり、当時のクリエイター/クリエイター候補生に大きな影響を与えたことは間違いないと思います。土屋はまだ子供だったので劇場では見れませんでしたが、レンタルしたビデオを何回見返したかちょっと覚えていません。

 今回は内容ではなく、このP1の前売り券(チケマガと呼ばれた、雑誌とシングルCD付きの物)を買った人に抽選で当たった、P1のメイキングビデオ「THE MAKING OF PATLABOR」の話。レンタル版のP1のビデオには、巻末特典でこの20分くらいのメイキング映像が収録されていて、ラストで本編とは違う印象的なED曲が流れていました。

 たまたまTLでP1の話になった時、このメイキング映像のED曲がなんだったか思い出せず、ネットで探していたんですが、そもそもこの「THE MAKING OF PATLABOR」についての言及がネット上にほとんどありませんでした。あれ、なんで?

 色々調べた結果、どうやらこのメイキング映像はプレゼントされた物以外はレンタルVHSにしか収録されておらず、DVD以降のメディアでは再収録されていない模様(追記:この辺色々間違っていたようで、"PATLABOR MOVIE ARCHIVES"というDVD作品には別バージョンが収録されているようです)。土屋は、意図せずにレアな映像を見ていたようです。

 こうなると、どうにもこの映像が見たい。で、たまたまヤフオクにVHS版が上がっていたので落としてみました(即決1300円だった)。さて、次はこれをどうやってデジタルデータに変換しようかな……(現在届き待ち)。

 ちなみに、後で思い出したのですが、恐らくその曲はチケマガのCDに収録されていた笠原弘子さんによるイメージソング「約束の土地へ」でした(多分。実物を確認して違っていたら修正します)。

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 「人類資金(福井晴敏/講談社文庫)」は、福井晴敏による「戦後日本社会の裏で運命に翻弄された一族が存在し、彼らが管理しているM資金が現在に至るまで世界経済にコミットし続けているという架空史を物語にできるか」という実験小説みたいな物で、原作小説は映画よりその色が濃くでています。なにせ本文の大半が架空裏戦後史の説明なのですから!

 それで、作中で虚実入り交じりながら延々語られる戦後史について、脳内で「ここまでは史実、ここからはフィクション」と分類しながら読んでいたのだけど、今日ふとネットで検索したら自分の中で史実に分類していた要素が完全なフィクションであることが判明しました。あっぶなー!

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